No.7 新潟県の地震と被害状況について


新潟県中越地震… 平成16年10月23日 同県川口町では震度7の揺れを観測した
 
 

以下枠内は、当協会の会員、(株)高橋木工所 代表取締役 高橋 司 様より平成16年11月3日に届いたメールです。

新潟県中越地震が当地でありましたが、被害状況を簡単に報告します。

当地津南町は震度5強で、当社がスーパーTIPで施工した物件は7棟(そのうち5棟が高床3階建て)ですが花びんが落ちたとか、本が落ちた程度はありましたが、無被害と言っていいです。ただ津南町においては他の建物も新しい物件では揺れは違いがあっても、差別化のできる被害は見当たりません。

ただ1物件HPにものせてありますが、被害の大きい十日町市(震度6強)においては差別化が出来たと思います。
当社で施工した富井宅は高床の3階建てです。
隣に写っている鉄骨3階建ては積雪3.3Mの耐雪型です。
富井宅の建物被害は2階の居間が吹きぬけになっていますがそこの壁のクロスに1箇所亀裂が生じたのみ、たんす等は少し動いたが転倒はまったくありません。食器ストッカーは耐震ロックがかかり1個も割れませんでした。1階事務所にあった花びんが床に落ち割れたそうです。
近所の鉄骨の耐震住宅はたんすが転倒、2段ベットが転倒、R階にある鉄の柵が破壊、内部の壁は確認してませんが かなりひび等あるかと思われます。
さらに富井様家族はかなりの住民が避難したにもかかわらず、この家にいたほうが安全ということで1度も避難をしてません。
住んでいる人が安心して住まれているのに感動です。

そこで質問があります。
★他の建物は蓄暖やたんすが転倒しているのに 富井宅はたんすが動いただけです。TIPに横揺れを減衰させる力がありますか?

株式会社 高橋木工所
代表取締役  高橋 司
〒949-8201
新潟県中魚沼郡津南町大字下船渡戊424-3
TEL 0257−65−2137
FAX 0257−65−3225
携帯 090−1613−2029
E-mail takamoku@rose.ocn.ne.jp
ホームページ http://www.takamoku.com/

★印の答え

TIP構法の建物はゆれにくい建物です。
例えば、2tの力が加わると 公庫仕様では約65mm変形するのに対して、TIP構法では約18mmとなり 公庫仕様に比べ 約1/3.6の変形となります。(参考:TIP構法開発の経緯 第6回 図4

尚、地震に強い建物とは、

1.
ゆれにくい (剛性)

2.

こわれにくい(強度)
3.
ねばり強い (靭性)

という 3条件をそなえたものです。
TIP構法の建物は、この3つの条件をそなえています。(参考:TIP構法 最初のページ



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