木造住宅の価値基準を問い直した新構法・・・
TIP構法はここが違います

 ■TIP構法の確かな性能は、数々の実験によって実証されています。

TIP構法の性能については、東京工芸大学建築構造実験室内に設置しました実物大の試験体で、水平加力試験を行いました。
その結果、住宅金融公庫仕様の2.69倍もの耐震強度が実証されました。 (1986年 東京工芸大・2000年建築基準法改正前)
 
TIP構法仕様 住宅金融公庫仕様


●所定変形時荷重
単位:kg
仕 様 1/300 1/200 1/120 1/80 最大荷重
TIP構法仕様 1473.0 1848.3 2560.2 3908.4 6934.7
公庫仕様 862.8 1051.7 1320.5 1803.2 2574.8
TIP/公庫 1.67 1.76 1.94 2.17 2.69
 

 ●荷重変位曲線
 
 

 ■TIP構法の名称と特徴

さて、TIP構法の名称につきましては、2つの意味があります。
ひとつは、構法の特徴でもある、三角形の(Triangular)接合用(Incorporate)合板(Plywood)を用いた構法という意味であり、もうひとつは、元私の所属した東京工芸大学の英文名(Tokyo Institute of Polytechnics)のイニシャルであります。本学工学部の構造実験室で卒業研究生とともに開発した構法なので、TIP構法と名称をつけることにいたしました。
特徴といたしましては、1.筋かいの端部を、ガセットプレート(直角二等辺三角形の構造用合板)と釘を用いて柱と横架材の両方に接合し、2.外壁の下地板を斜め45度(一般には水平)に張ることによって耐震性を著しく向上されたもので、長い歴史を持つ在来軸構法をさらに進化されたものです。
「どんな地震・台風にも耐える丈夫な住まいであってほしい」そんな願いをこめて開発したTIP構法。
どうぞその安全性・信頼性をご確認ください。

平成12年4月から、鉄板で補強されたガセット プレート(実用新案登録証/登録第3012518号)が、標準仕様になりました。

使用材料
1.構造用合板 低ホルムアルデヒド構造用合板
特類1級 厚12.0mm F☆☆☆☆
防腐防蟻処理 (接着剤混入法による 薬剤 ランバートGIP )
2.鉄   板 亜鉛鍍鉄板 JIS G3302 厚0.4mm
3.接 着 剤 コニシ(株) ボンド E500W F☆☆☆☆
4.塗   料 日亜ペイント(株)
合成樹脂エマルジョンペイント 
ビニヨンゴールド F☆☆☆☆

 

 ■下地板の水平張りと斜め張りを力学模型で比較しました。

水平板水平張り

重りをのせて水平力を加えると、模型が歪むのがわかります。

下地板斜め張り

重りをのせて水平力を加えても、模型は殆ど歪みません。



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