白門建設(株) コメント
床TIP構法取り組みのきっかけ
弊社は約15年程前より環境に配慮したエコロジー建築に取り組んでおり、その関係から化学物質に敏感なお客様がかなりおられ、床下地合板も、いかにF4でも感ずる方が多く、そういう方の為には杉の荒板を下地として使用しておりました。
しかし昨今、地震対策の為厚い合板での剛床工法が主流になってきていることを鑑み、杉の板材で耐震性を高める工法が無いか考えておりましたところ、今から12、3年前のTIP建築協会の総会の時に、年輩の会員の方が質問に立たれ、「昔の海軍兵学校の校舎の床は杉の床材を斜め45度に張ってあったので、TIP構法も壁だけでなく床にも利用したら強くなると思いますので是非研究して下さい。」と言われていた事を思い出し、3年程前より敏感な施主様に現場でやり始めたのがきっかけです。昨年の夏には、上西会長、井下田理事にも施工現場を視察して頂き様々なご指導を賜りほぼ完成致しました。
お施主様も2階床TIP構法を見て、「美しく強そう」と皆様大変喜んでおられます。又、後で確認出来る様に1階天井に床TIP構法用の点検口も設けました。
早いものでTIP構法を実施して16年目になりました。今後はこの斜め45度張りTIP構法と、国内に無数にあるエコロジー建材の杉材を利用して、更に耐震性を高める施工方法、例えば私の家で一部屋だけ施工した外壁と内壁のダブルTIP構法や小屋組のTIP構法も考えて行き、TIP構法の発展にすこしでもお役に立てれば幸いであります。これからも少しでも世の為人の為になる住まいづくりを継続して行きますので、ご指導の程よろしくお願い申し上げます。
|